父の日におすすめの絵本「ぼくとおとうさん」
45過ぎたら、体重が減らない。痛いほど感じているくるみです。こんにちは。

(リライト記事・前ブログ2018年記事より)
さて、日曜日は父の日。日頃働いてくれるお父さんに感謝を伝える日です。
うちは、私はパートなので、夫が収入源。
家事や子育ても大変ではありますが、雨の日も雪の日も暑い日も寒い日も出かけていき、電車に揺られ、働いてくること、そして、簡単には辞められない責任の下で働くということ、なかなかしんどいことです。
それを担ってくれるお父さん、ありがとう。
母の日のおまけのように感じられがちな父の日ですが、子供たちと一緒に夫に感謝を伝えたいと思います。
今日は、数あるお父さんの絵本から1冊。
くまの父子のほのぼのとした会話が温かい絵本です。
どうしてぼくのおとうさんなの?
くまの父子が並んで釣りをしています。おとうさんはどうしてぼくのおとうさんなの?というこぐまの質問に答えるおとうさんぐま。のんびりとした会話の中にキラリと光る親子の絆をすくいとってゆっくり眺めていたい絵本です。
クマのとぼけた表情やのんびりした相槌、そして釣りをしているということも手伝って、のどかで穏やかな時間が漂っています。ゆったりと読める絵本です。
物語は2頭の会話で進んでいきます。
とても大切な絆を語っているのに、なんとなくとぼけた2頭。
この空気は男同士だからこそ演出できる気がします。
お父さんがお父さんなのは…?
血の繋がりだけではない、共有した時間の積み重ねを感じ、私はじわじわと感動して泣けてきました。
個人的には2頭の後ろ姿もぐっときました。
絶壁の頭の夫とそっくりそのままの頭をした息子が並んでいる様子を連想し、くすりと笑い、なんだか泣けます。親子の関係性には、こんな風に容姿が似ていることにより呼び起こされる親密さも確かにありますね。
けれど、血の繋がりがなかったとしても、一緒に過ごしてきた時間が親密な関係性を築いたりもするわけで、究極のところ、その関係がどんな形であっても、お互いを大切だと想えればそれでいいわけです。
今、一緒にいる時間を心に刻もう。
そんなことを思える絵本です。
途中で、こぐまがお母さんの作ってくれたホットケーキを想うシーンがあるのですが、当時小学生だったルートは、「こぐまが想っているのはお母さんのことだからお父さんはがっかりしちゃったよね。」と言っていました。
「そうかもしれないね」と頷きつつ、それは父子あるあるなのではないか、と私は思いました。
男の子はなんだかんだお母さんが大好きです。それはお父さんには百も承知のこと。
だって自分もそうだった(もしくは今でもそうだ)から。息子が自分よりお母さんが好きなことなんて、もちろん知っているのです。
だから、はなから「お母さんよりお父さんが好き!」なんて求めていなのではないかな、と思ったのですが、どうなんでしょうね?
私は、一緒に思い出すホットケーキが2頭のお母さんに対する愛の象徴のように受け取り、母として勝手に温かい気持ちになりました。
男同士の親子の絵本ですが、こむぎも「楽しかった〜」(まだまだ語彙が少ないころ…)と喜んでいました。絵も素朴で可愛いので、小さい子が読んでも楽しく読めます。
父の日にぜひ。
母娘にはない、空気感があるよね。

