わ行

花火大会の舞台裏に迫る「ねこのはなびや」

yuminko

急に動き出すセミが怖いくるみです。こんにちは。

くるみ
くるみ

8月が始まりました。この夏、花火を見ましたか?

私は花火を見るのが大好きなのですが、子どもが生まれてから、トイレ行列問題と帰りの大混雑が怖くて、大きな花火大会にはなかなかいけていません。

が、今年は大阪万博で大曲の花火を見てきました。

花火が催されることを知らずに行ったのですが、5分間で約1000発という花火は圧巻でした。(帰りの混雑は本当に辛かったけど…)

ドン、ヒュー、パラパラ…

この音が、興奮させるような、切ないような、なぜだか胸にぐっときます。ほんと好き。

今回はなかったけど、火薬の匂いと川風、飛んでくる燃えカスの感じも本当に好きだったなぁ。

映えで頭がいっぱいのスマホ中毒こむぎは動画撮影。

撮影した動画はよく撮れていて、キレイでした。

家にいながらにして、VRなんかで花火を楽しむのが普通になる日が来るかもしれないですね。暑くないし、混まないし。

もういっそ、実際に花火をあげなくても合成画像で再現できるかも…?

いや、でもきっと、バーチャルではないからこその心動かすものがあるはず!(そうであって欲しいと願ってしまう私がいます。)

1つ1つ火薬を詰めて、丁寧に運搬し、着火する、花火師さんの技。

だからこその一か八かというギャンブル感、手作り感、刹那的で一期一会的なものとしての奇跡的価値があるのだと思います。

花火の1つ1つが職人の苦労の末に、打ち上げられているのだということがわかる、楽しい絵本があったので紹介します。

どの組が勝つかな?

ねこの花火屋は夜空に花火をドドーンと打ち上げる。小玉中玉大玉が景気よく上がる上がる。さあさあ仕掛け花火もご覧あれー。しろねこ組、くろねこ組、とらねこ組と3つの花火屋が競う花火大会。大きな花火大会の準備の様子や、仕掛けをうまく使ったダイナミックな花火が楽しめる絵本です。

表紙の銀のキラキラした部分に「光ってる!」と食いつくこむぎ

花火を模したキラキラに、既に心を奪われています。

花火に火薬を詰めて、筒に入れて、船に積む。

花火大会の準備をする3つの組のねこたちの忙しそうな様子。

もずくは、どのねこが何組なのかをみるのが楽しいようで、「こっちからこっちがしろねこなんだね~」とねこを見て楽しんでいました。

3つの組ののねこたちは、見た目にもわかりやすい。しろ、くろ、とら。

この花火大会には競争要素もあるようで、お客さんの歓声と拍手で優勝を決めるとのこと。

「どの組が勝つのかなぁ」とこむぎはワクワクしていました。

まずはしろねこ組から。

色とりどりの、いろいろな形の花火が空に描かれます。

空の色はまだ少し明るく、花火大会が始まる夕ベの、少し明るい空の色を思わせます。

だんだん夜空も暗くなって…

次のくろねこ組で、絵本は大きく仕掛けてきます。

ダイナミックな花火に子どもたちも大喜びです。

最後のとらねこ組は、またまた趣きの違う花火。

バラエティーに富んだ花火は観ていて飽きません。

3組が協力して行う仕掛け花火も圧巻です。

我が家では花火だけでなく、ねこも気になるようで…

「船に乗らないねこもいるんだね」

「船に乗らなかったねこは、はしごの準備してたんだね」

「待って!はしご準備したのいつからかページ戻って見せて」

と花火屋のねこの様子も追いかけていました。

そうそう、きれいな花火は花火屋さんの苦労の賜物ですもんね。

舞台裏に想いを寄せられます。

さて、どの組が優勝したでしょう?

うちではとらねこ組が人気でした。

みなさんもどの組が勝つのか、ぜひ読んでみて下さい。

花火見たくなっちゃう。

くるみ
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くるみ
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1男2女、3児の母 
こんにちは。子どもの読み聞かせをしているうちに、絵本の魅力にはまってしまった「くるみ」といいます。 絵本を読んで感じたことを育児や暮らしのこととともに1冊1記事に して綴っています。 「3つのたねに絵本の水を」(はてなブログ.2017~)のリライト記事や新しい記事を書く予定です。 毎週月曜・金曜更新目標です。どうぞよろしくお願いします! 家族構成 にくだんご (夫) しろめし(男・高1) こむぎ(女・小6) もずく(女・小2)
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